このページでは企業のSNS運用に導入したいSNS管理ツールについて調査しました。今回は、SNS管理ツールのなかでもマーケティング要素の強い分析機能を実装する管理ツールに絞ってご紹介しています。SNS運用担当者の方は、ぜひ参考にしてみてください。
SNS分析ツールとは、アカウントのフォロワー数やターゲットユーザーに対するエンゲージメント率を分析し、より効果的な集客施策を構築するためのマーケティングツールです。
SNS分析ツールにはアカウント運用・分析と口コミ分析があり、それぞれに導入目的があります。例えば、アカウントの運用分析では投稿した内容に対するユーザーの反応・属性を分析したり、エンゲージメントの高いキーワードやハッシュタグを抽出することができます。口コミ分析では自社製品(サービス)に対するユーザーの声を拾い、その後の施策に活かすことができます。
どちらもSNSマーケティングには欠かせない要素であり、効率的な運用のためにぜひとも活用したいツールです。
ここからは、そんなSNS分析機能を実装しているSNS管理ツールを5つ紹介しています。それぞれに特徴があり、対応しているSNSが異なるため、自社のSNSに合った管理ツールを探してみてください。
Engage Manager(エンゲージマネージャー)は、東京に本社を置く日本製のSNS管理ツール。Instagram、Twitter、Facebook、YouTubeなど豊富なSNSに対応しており、他社分析やフォロワー推移、キャンペーン施策など様々な分析機能からユーザーとのエンゲージメントを構築します。はじめてのツール導入で分析結果の見方がわからない場合も安心。担当者が導入から実際の運用まで手厚くサポートしてくれるので、導入後のアフターフォローを重視したい企業におすすめのSNS管理ツールです。
Sprout SocialはInstagram、Twitter、Facebook、YouTubeのSNS対応したオールインワンの管理プラットフォーム。アメリカで開発され、20年以上の実績を持つB2Bサービスです。投稿したSNSのクリック率やエンゲージメントを可視化するだけでなく、キャンペーン比較やレポート抽出の機能を備えており、企業が欲しい分析情報をまとめて提供してくれます。性能に期待できるぶん、月額料金はやや高めの設定となっています。
Publerは複数のSNSのスケジュール予約や記事の一括投稿ができる自動投稿スケジュールツール。 Instagram、Twitter、Facebook、YouTubeのほかTikTokにも対応しています。分析機能では最もパフォーマンスの高いコンテンツやユーザーからの反応が得られる時間、注目度の高いユーザーを特定。詳細な分析レポートをチームで共有することができます。無料トライアルは1ヶ月と、たっぷり利用して使用感を確かめることができます。
株式会社misosilが提供するTofu Analytics は、TwitterやInstagramをはじめ、YouTubeやTikTokなどほぼすべてのSNSを網羅したSNS管理ツール。分析機能に特化した管理ツールで、独自の分析技術によるハッシュタグやキーワード・URLの過去投稿データを取得し、素早いエンゲージメント獲得を実現してくれます。さらに、AIがインフルエンサーを特定し、自動でアプローチする機能を実装。SNS集客の効果を高めます。
Bufferは、無料で充実した機能を使える人気のSNS管理ツールです。TwitterやInstagram、FacebookなどメジャーなSNSに対応しており、ユーザーの反応やクリック数が見られる分析機能を実装。分析機能のほか、投稿予約機能などの充実した機能も兼ね備えており、直感的に操作できるUIの高さも魅力的です。ビジネス向けのプランは有料ですが、小中規模の運用であれば手ごろな価格で導入することができます。
複数SNSの管理・分析ができる「SNS管理ツール」3選
用途が多岐にわたる「SNS管理ツール」なので、何を選べば良いか、何が違うのか迷う方も多いのではないでしょうか。そこで、ソシャマガ編集部が2022年7月31日時点でネット上※にある26種のSNS管理ツールを調査。SNS運用担当者のよくある目的に適した「複数SNSの管理・分析ができるツール」を、わかりやすくまとめてみました。
※Googleで「SNS管理ツール」と検索。
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